■科目の選び方


入学が決まったときは本当に嬉しく思いました。
入学式にも参加しましたが、学生になったことを実感できてとても良い思い出になりました。もし、状況が許すならならぜひご参加されることをお勧めします。

さて、教科書等が送られてくるといよいよ学生生活のスタートです。
もちろん好きな科目を片っ端から自由に勉強するのも通信ならではの選択で良いと思いますが、早期卒業を見据えての学習を考える場合はある程度計画が必要です。

科目の選択に際しては、以下のことを考慮して決めていくと効率よく単位取得が進められるように思います。


単位取得について留意すること

①卒業に必要な単位の取得にはルールが存在します。

・総合科目、専門科目でそれぞれ何単位以上という大枠の決まりがあります。
  ・更に受講の仕方についてもテキストとスクーリングでの単位取得数が
   決められています。
  

②一回の科目試験日に受験できる科目に制約があります。

・科目試験は科目がA~Fの「群」に分けられており、各群から1科目ずつ選択
    して受験することができます。つまり、一回の受験では最大6科目の受験が
    可能です。
     ※ なお、その科目を受験するには、期限内にレポートが提出済である
       ことが条件であることも考慮が必要です。
       ただし、あくまでも提出が条件なので、受験時にそのレポートが
       合格している必要まではありません。

不合格となった科目は改正や廃止とされない限り、次回以降も受験することは
可能ですが、その科目の受験を続ける間はその群の他の科目の受験はできないことに
なります。

その科目の単位取得をあきらめたり、一旦その科目の受験をやめて同じ群の他の科目を
受験することも可能ですが、科目廃止や改正があると、レポート提出からやり直しと
なるため一度手をつけた科目試験は合格するまでなるべく頑張ったほうが効率的です。

科目試験受験記録

ご参考までに下記が私の受験記録となります。



合格はC以上。黄色で塗ってあります。Dは不合格です。

下記の一覧をご覧いただくとわかるように、「A群」の会社法は5回目の受験で単位取得
しています。この間「A群」については他の科目が受験できなかったわけです。

私の場合、会社法の受験時点では「A群」の中には卒業に取得の必要な科目は残って
いなかったので、こんなに受験回数を重ねても卒業時期に影響がでませんでしたが、
もしこの群に卒業に必須の別科目が残っていた場合は、その科目の単位取得の時期に
よっては卒業時期が遅くなっていたはずです。

また、一旦受験をやめた例として、E群の英語Ⅶがあります。
続けて2回受験したものの合格できなかったので、次の試験では別の科目を受験し、
その後再度受験をしてなんとか合格しています。

まとめ

早期卒業を意識した科目選択をしていくと、中にはあまり興味の持てない科目を取らざるを得ないこともでてきます。でも、そんな科目でも勉強をはじめてみると意外と面白かったりすることもあります。ぜひいろいろな科目にチャレンジしてみてください。