目の前には卒業論文指導調査票。
この用紙が手に入ったということは、いよいよ卒業論文指導の申込みができる!という段階になったことを意味しています。
ワクワクと同時に不安もいっぱいでした。
私の場合は取り組みたい分野だけはある程度決まってはいたものの、入学時の志望動機と一緒で論文なんてどう書いたらいいのか全くわからなかったからです。
このころになると、レポート作成については数もこなしてきて、なんとなくどんなものかわかってきていた気がします。
でも、論文はそれとは違う・・・らしい。
レポートと論文の違いはいろんなところに書いてあるのを目にはしています。
でも、なんだかやっぱりわかるようでわからない、という状態でした。
まずはとにかく、卒業論文指導調査票に記入しなきゃ、です。
しかし…これまた何をどう書いていいのか…。
みんなどんなの書いてるの!?
みんなどんなの書いてるの!?
当時の私と同じような思いの方へ、実際の記載に関して、内容を一部公開いたします。部分的に文字を伏せておりますのでご了承ください。〇〇に入る文字は、同じ文言が入るものもありますが、大半は文字数も内容もそれぞれ異なっています。
中途半端な公開内容で恐縮ですが、記載で困っていらっしゃる方に何かご参考になれば幸いです。
初回指導
卒業論文名
初回に記載した題名には、下記のようにサブタイトルをつけていました。
サブタイトルをつけたのは、他の論文をいろいろ見たときにつけている論文を多く見かけて、良いなと思ったからです。
○○〇 ー〇〇を中心にー
論文構想欄
そのテーマを選んだ理由、選択経緯とアプローチの仕方等について、800~1000字の小論文にまとめます。
私は初回については全文手書きで記載しました。
ご参考までに私の記載した文章を公開させていただきます。伏せている文字箇所が多く、構成ぐらいしか読み取れない内容となってしまい申し訳ありません。
〇〇の箇所以外は基本的に原文のままですが、文字数は場所によってはかなり削った状態となっています。実際の記載は約770字程度です。
【記載実例】
〇〇がのちに〇〇を促したことを知り、ひとつの〇〇がそれほどの大きな影響を与えた事実について関心を持ったことが、本テーマ選択の動機である。
〇〇により生じる〇〇の問題は、この〇〇により一挙に解決されたのだろうか。論文ではここに焦点を当て、〇〇につき、〇〇が〇〇に及ぼした影響と、〇〇により解決された問題と残された課題について検討し、考察を加えたいと考えている。
アプローチ方法としては、学術書や〇〇を調査し、時系列を軸として、後述するような内容構成としたい。
まず、〇〇における〇〇について、特に〇〇した場合には、〇〇はもとより、利害関係者にとっても、時間や金銭面の浪費のみならず、〇〇の影響により変更された利害関係の混乱等、様々な面で相当な負担となっていたと推察するが、その実態について調査したい。
次に、「〇〇」をキーワードとして、〇〇を概観する。この〇〇が画期的なものであったことは、その〇〇に基づき、その後多くの〇〇が行われたことから見ても明白ではあるが、影響を受けたと考えられる代表的な〇〇の検討とともに、〇〇の及ぼした影響についての考察も行いたい。
後半では、〇〇された経緯と内容につき、〇〇との関係を中心に、関係すると考えられる他の〇〇も交えながら概観する。〇〇の内容が〇〇に至ったことは、それまでの〇〇において、実務上どれほど先に述べた問題に悩まされていたのかを示していると思われる。ここでは、その問題について解決された点と、今後の課題となる事項についての考察も加えたいと考えている。
指導教員に対する論文作成上の質問
初回は、何を書いていいやらわからなかったので、空欄で提出しました。
入手済み、入手予定の参考文献や資料など
業界で基本書と呼ばれているような有名書籍らしきものをとりえあえず入手し、5冊記載しました。
記入用紙は欄のスペースがそれほど大きいわけではないので、横にズラズラと隙間なくならべて記載しました。
読了した参考文献や資料など
上記入手済等と同じものを記載してもよかったのかもしれませんが、私の場合はすべて上記とは異なるものを4冊記載しました。
書籍名の記載スタイル : 〇〇〇著「★★(書籍名)」(△△社 ××××年)
卒業論文と関連する履修済みの専門教育科目名
大学で履修した科目の中から関連しそうな分野を3科目挙げています。
2回目以降
卒業論文名
検討の結果、2回目の時点でサブタイトルを削除しています。
その後は変更はせずに最終的にこのタイトルで論文を提出しました。
論文構想欄
毎回、先生にご指導いただいた後の進捗状況について記載しました。2回目以降、この部分はWordで打ったものを張り付けていました。あまり記憶が定かではないのですが、確か先生に、Wordで打ったり別紙を付けたりしてよいかと確認して許可をいただいたような…?
2回目では、全体の章立てについて各章毎に簡単に案を記載しています。
「はじめに」「第一章」「第二章」「第三章」「おわりに」と構成を書き、それぞれの章について、こんなことを書きたいと各20~100字程度でまとめています。
この後の回では、論文進捗状況や今後の進め方などについて報告書的に書いていました。
指導教員に対する論文作成上の質問
伺いたいことについて、具体的に記載しました。この部分は手書き。
入手済み、入手予定の参考文献や資料など
読了した参考文献や資料など
参考文献や資料については、回数を重ねるごとに増えてきて、途中から記載欄には書ききれなくなったため、この欄には「別紙1」「別紙2」などひとこと手書きで記載し、WordやExcelで一覧にしたものを添付しました。
卒業論文と関連する履修済みの専門教育科目名
2回目の指導を受ける際には、履修済の関係科目がひとつ増えていたので、4科目記載しています。その後更に一科目増えて5科目に。