■慶友会ってどんな感じ?





通信教育での勉強は基本的に一人ですすめるため、積極的に動かないと知り合いを作るのが難しい面もあります。知り合いを作る場のひとつとして慶應通信生には慶友会があります。入会するか迷っていたりどんなものか気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 私は在学中に一つ所属していましたので、今回はそのときの体験など少しお話してみようと思います。

入会のきっかけとその会を選んだ理由

慶友会の存在を知ったのは入学した後でした。
近所に通信生の知り合いもいなかったので、ほかの通信生にたくさん会える集まりがあるなんて面白そうだと思ったのが入会のきっかけです。慶應通信の話をたくさんできる場があるなんてうれしい、ぜひ参加してみたい、そんな風に思いました。

私の場合は、当時の日常生活では勉強の話題にはあまり縁がありませんでしたが、慶友会なら、みんな慶應通信に入って勉強している上に、わざわざ人と交流するべく設置された会に来ているという共通点があるわけです。そのあたりのことはお互い関心あることだと予想され気兼ねせず話題にすることもできます。

どこか入ってみたいと思ったものの、会はたくさんあり、どの会に入ったらよいのか悩みました。私の場合は、なるべくいろいろな人にお会いしてみたかったことから、以下の条件で探して、ひとつの会への入会を決めました。

【条件】
①会合等の開催会場が遠すぎない。
②所属人数が多い。
③会の活動が活発である。


会では何をするの?

私の所属していたところの話となりますが、主に定期的に勉強会が開催されていました。
たまに大学から教授を招いての講演会も開催がありましたが、残念ながらその回への出席はできませんでした。

最初にその日の参加者が全員集まって全体の流れを確認したあと、勉強や情報交換のテーマごとにグループに分かれます。テーマは時期や学部や科目ごとなどいろいろ。参加者は自分が関心のあるグルーブへ行きます。

グループでの勉強や情報交換は、事前にその日のテーマを担当する人を決めておき、当日はその人が作った資料等をもとにグループメンバーに講義をするというものが多かったように思います。各グルーブでの勉強が終わると、最後にその日の参加者全員がまた一堂に会し連絡事項などを聞き解散となっていました。解散後は希望者による食事会等もあったようです。

会との関わり方について

入った会とどう関わっていくのか、これについては自分の気持ちだけでなく置かれた環境等でもそれぞれ全く違ってくると思います。勉強会等に参加したくても、指定された日時にその場へ行くことは難しいという方もたくさんいらっしゃると思います。

私の場合は卒業までの間に数回程度しか出席することはできませんでした。また、諸事情で参加時もたいてい開催時間ギリギリに着いて勉強会が終わるとすぐ会場を後にしていました。

そんな感じでしたので、あまり周囲の人と深く交流する機会には恵まれなかったのですが、それでも休憩時間や部屋の移動時等には近くにいた方とお話ししたりすることで、多くの方たちとちょっとした交流を楽しむことができました。

会にはいつもたくさんの方が出席されていて熱気もあり刺激を受けました。もちろん、会で聞いた勉強方法や科目内容についても毎回とても勉強になりました。特に論文作成で行き詰まっていた際に参加したときは、みなさんが頑張っていらっしゃる姿に本当に励まされました。

入会してみた感想

入会させていただいて本当によかったと思っています。
会には入学後しばらくしてから入り、その後卒業まで所属していました。

まとめ

同じ通信で学んでいる学生同士のつながりが持てるのはメリットが大きいのではないかと思います。気軽にご所属されてみるのも良いかもしれません。