■科目試験日までの勉強スケジュール作成



  


科目試験勉強はどのようにスケジュールを組んでいらっしゃいますか?
複数の科目を受験する場合、数週間の間にまんべんなくすべての科目につい目を通して準備する必要があります。
今回は科目試験勉強について、どう日々のスケジュールを組んでいたかをご紹介したいと思います。


スケジュールの基本的な組み方

レポート提出の締切日の翌日を試験勉強開始日として予定を組みました。勉強は主に平日の通勤時間。勉強に使えたのは往復で計2時間程度。行きに一科目、帰りに一科目、といった感じで勉強をしていました。

勉強科目は一日単位で設定。科目試験はたいてい複数科目受験していましたので、試験勉強は月曜日はこの科目、火曜日はこの科目、といった感じで週5日なるべく毎日違う科目を回すようにしました。ただし、英語科目があるときは、単語覚えは他の科目と並行して毎日短時間でも組み込むようにしていました。

週末については、予定を組んでも必ずしも勉強できるとは限らなかったため、あえてスケジュールは組みませんでした。時間がとれた場合に勉強する、という形にしました。また、レポートの書き直しなどは週末に行うようにしました。

スケジュール帳の記載・~試験2週間前まで

・下記スケジュール帳の左上に記載した「⑤」は試験5週間前を示しています。
・中央がその日メインで勉強する予定の科目。自分にわかればいいので科目頭文字だけ書いてます。
・このときは英語も受験する予定があったので、右側に英語欄を設けています。

【例】29日(月) コミュニケーション論、英単語
   30日(火) 刑法、英単語
   31日(水) 政治学、英単語
   1日 (木) 英語Ⅶ、英単語
   2日 (金) コミュニケーション論、英単語
   
  


スケジュール帳の記載・試験1週間前

・下記スケジュール帳の左上に記載した「①」は試験一週間前を示しています。
・月~水までは一日2科目で全科目ひととおり復習。
・木曜は日曜日の科目、金曜は土曜日の科目をそれぞれ勉強
・土曜日は試験が終わり次第日曜日の勉強。

【例】26日 刑法、英語Ⅶ
   27日 政治学、英語Ⅶ
   28日 コミュニケーション論、英語Ⅶ
   29日 刑法、コミュニケーション論、英語Ⅶ
   30日 刑法、政治学
   1日 コミュニケーション論、英語Ⅶ(刑法、政治学の試験後)
       




 

勉強方法 

具体的な勉強方法については、以前まとめたものがありますのでこちらでは簡単に概略だけ記載します。※試験対策用のテキスト加工方法の詳細はこちら

   1 過去問を調べます。
    エクセルで一覧にまとめます。その際、出題年月と分野がわかるようにします。

   2.まとめた過去問を出題年月別、分野別にソートをかけたものを一覧にし、
    それぞれ教科書の最初のページ等の余白に貼り付けます。
    これにより、どんな出題が多いか、また、同じような問題の出題時期に
    規則性があるかなど分析できます。

   3 分野ごとにソートした一覧表を印刷し、一問ずつ切り離します。
    教科書の出題該当箇所に貼り付けます。これにより、教科書を読むときに
    何を重視して読めばよいかがわかりやすくなります。

   4 教科書を読む。
    最初に読む段階で教科書への書き込みやマーキングなどを行い、視覚的に重要箇
    所がわかるようにしました。教科書は二回目以降は一回に時間をかけず数回読
    みました。
    書くのに自信が持てない漢字や言葉はメモ等に実際に書いてみたりしました。


科目試験受験当日

 自宅を出てから会場までの移動中はもちろん、席に座ってからも試験開始時間までひたすら加工した教科書類を読み返してました。


まとめ

私の場合は基本的にノートまとめの類は行ないませんでした。やったこともあるのですが、かなり時間がかかり、作り上げた時点で試験日直前となりました。作ったノートを見返してみたら書いた内容をさっぱり覚えておらずかなり慌てました。書いて覚えるタイプか読んで覚えるタイプかなど、自分の覚えやすいスタイルは把握しておく必要があります。