■科目試験対策!テキスト加工のおすすめ方法






 試験勉強は、どのようにされていますか?


科目試験の場合、問題集があるような科目はあまりないので、「解いて覚える」という手段はあまり使えません。

方法としては、大きく「書いて覚える」派と、「読んで覚える」派に分かれるのではないかと思います。私の場合は、試行錯誤の結果「読んで覚える」に落ち着きました。


ただし、テキストはそのままでは覚えにくかったので、読みやすいように加工しました。

「書いて覚える」もやってみたことがあるのですが、まとめノートを書いて作るのは、
私の場合は単純作業となってしまい頭に入りませんでした。更に、作り上げた時点で試験日直前となってしまったため、覚える段階まで至らずに慌てることとなりました。

以下では、試験勉強について、特にテキストの加工作業を中心にご紹介します。

なお、ご参考写真内のデータ等は一部加工し、見えないようにしている箇所があります。
また、各写真については、同じ科目で統一していないので、細かく内容をご確認いただいた場合、内容がつながりがないものもありますのでご了承ください。



【メリット】

・科目試験の出題傾向の把握と次回の出題予想ができます。
・情報をテキストに集約するので、他を見る必要がありません。

・テキストのどの部分がどのくらいの頻度で出題されているのかがわかります。

【デメリット】


・準備に多少の手間と時間がかかります。



科目試験勉強の流れ
  





1      過去問データの作成 


① エクセルに過去問を出題年月順に打ち込み一覧にします。
  作成する項目は下記の通り。
 
   ・「年」「月」…出題年月
   ・「問」……… 何問目の出題か
   ・「問題」…… 過去問の問題文
   ・「分類」…… 何の分野(キーワード)についての問題なのか
           自分で考えて入力します。

② 作成した一覧表について、別シートにコピーを作ります。

③「分類」欄を軸にソート機能を使って並べ替えます。好みで色付けも。




【以下ご参考写真】

出題年月別に作成した一覧表  




   
コピーしたシートを、ソートで分類順に並べ替えて色付けしたもの

 
 







2      テキストへの切り貼り


 ①  出題年月順を一枚、分類順を二枚印刷します。
      ② 分類順のものを一枚、分類毎に短冊状に問題を切り離します。
      ③ キストの分類該当箇所のページの上に貼り付けます。
      ④ 切り貼りをしたページの上部に分類を書いて付箋を付けます。
      ⑤  テキストの表紙の裏に出題年月別と分類順の一覧を一枚ずつ貼り付けます




【以下ご参考写真】

分類毎に短冊状に切り離したもの





過去問をテキストに貼りつけたもの・上部に付箋を貼ったもの





表紙裏に出題年月順と分類順にソートした一覧を貼り付けたもの
  



3.テキストを読む 

   ① テキストを読みます。可能であれば複数回。
    ② 過去問を貼り付けたページは特に注意しながら読みます。
       重要箇所等にマーカーをひいておくと二回目以降読む速度が上がります。
    ④ 出題年月順を確認し、今回の出題予想も行います。
    ⑤ 自信のない文言などはメモ等に書き出して手でも覚えます。


【テキストの活かし方のポイント】


せっかく時間をかけて
加工したテキストです。
フル活用しないと損です。


まず、
表紙の裏に貼った出題年月順の表ですが、
よく見ると一定の期間ごとに同じような
出題がなされていることに気づくことがあります。
そうすればしめたもの、
次回は何が出るか、ヤマかけが可能です。

分類順のものの一覧からは、
何がどのような内容で出題されているか、
また多く出題されているものは何かがわかります。

また、分類別の切った短冊を
関係各ページに切り貼りすることにより、
過去問がテキストを読みながら
その場で確認できるので、
過去問の出題内容に注意しながら
テキストを読むことができます。

付箋を貼ることで、
気になる過去問に関するテキスト
掲載該当ページをすぐ開くことができますし、
そのテキストのどのあたりが
よく出題されているのかも
付箋の多い箇所を見ればわかります。


【テキストへのマーカー塗りについて】

テキストへのカラフルな
書き込みについては、
好みが大きく分かれると思います。

何も塗らないほうがいいという方、
一色のみが良いという方、などなど
いろいろな方がいらっしゃると思います。
ご自身の覚えやすい方法を見つけてください。

私の場合は、テキストにマーカーを
ひいたりすることで、
次回以降に読む際のポイントを
押さえたりしていました。


4 受験

   出題予想箇所を中心にテキストを見直します。
私の場合は、複数回読んでいることで、
試験直前には、かなりのスビートで
あれこれ確認することができました。

確認作業が終わったら
あとは試験開始を待つのみ。

頑張ってください!