私の部屋は3畳ほど?の狭い空間です。
机の脇に本棚が2つ、そのうちの3分の1ぐらいは書籍ではないものが入っています。上記写真が現在の状態です。
日頃から定期的に古本屋に本を売るなどして整理することを心がけていたつもりではありましたが、大学の勉強が始まると、大学関連の書類、書籍、その他日常生活上で入ってくる紙類の増える速度に対し、処分や整理が追い付かなくなってきはじめました。
こうなってくると、何かを見たいと思ったときに、部屋の中で「探す」という作業が発生しはじめます。
勉強時間の捻出を考えながら過ごす日々の中、「やりかたによっては必要ないはずの探し物」をする時間ほど無駄なものはないと痛切に感じるようになりました。
そこで情報管理のデジタル化をすすめはじめました。これが本当の威力を発揮したのは卒論の執筆に入ってからです。入ってくる情報量が増えれば増えるほど、忙しくなればなるほど、情報管理は重要性が増します。
在学時にはすべての大学関係書類を整理し終わるまでは至りませんでしたが、卒業後に少しずつ整理をすすめ、今、大学に関する書類で今私の手元にアナログ(紙)で残っているのは、学位記と卒業アルバム(自分は未掲載ですが)、あとは大学から返却された卒業論文の冊子ぐらいです。他はデジタル化して現物は処分してしまいました。
このブログを書く際に使っている情報の多くも過去にデジタル化したものを使っています。写真についても同様です。付箋を貼ったテキストなどの写真は、現物を処分する前に撮影したものです。
現在、私が本棚として使っているのは、Evernote(有料プラン)、書店の電子書籍本棚、自室本棚、の3つです。このうち、いわゆる仮想空間であるEvernoteと書店の電子書籍本棚に入っているものが多数を占めます。(※ご参考→EvernoteのHP)
EvernoteについてはWordやExcelなど書き換えの可能なデータもある程度入ってはいますが、こちらにおいてあるデータは記録として残しているものがほとんどで、頻繁に使っているものはドロップボックスなど別のクラウドにおいています。
ご参考までに大学に関するデータを管理している部分の一部をご紹介します。現在はEvernoteを使って下記の写真のように分けています。教科書、レポート、授業でもらった資料のPDFや、レポート、論文のWordデータなどを入れています。
↓ 拡大図
今もそれなりに書籍は購入していますが、雑誌類や漫画、ビジネス書籍やエッセイなど、アナログである必要のなさそうなものは極力電子書籍で購入し、紙で購入したものも、必要に応じてなるべく最後には電子化するようにしています。
デジタルを利用した情報管理の方法は、自分なりのスタイルができてくるのにはずいぶん時間がかかりました。現在はかなり快適な状況ではありますが、それでも少し管理を怠るとまた紙類の情報が溜まって混乱しがちです。いまも試行錯誤を繰り返し、良さそうだと思ったものは試したりしています。
デジタル化して管理するにはひとつひとつそれなりに手間ひまがかかりますが、一旦管理できる状態になった後のことを考えると手間をかける価値は十分にあります。
これから大学に入学される方で情報などの整理が苦手だと感じている方は、入学するまでの時間を使って情報管理の方法を取得したり、部屋の整理をしておくことをお勧めします。大学の勉強が始まるとそういったことには手が回りにくくなります。今のうちに整理しておいて損はありません。
何かをしたいと思ったときに、まず周辺を片づけたり探したりといった余計な作業をせず、いつもすぐにやりたいことに取り掛かることができるという状態にしておくことは大切です。
また、ある程度勉強が進んでいてこれから卒論に取り掛かることをお考えの方には、特に整理をお勧めします。
卒論内容にもよるかもしれませんが、卒論に入ると集める資料などは相当な数となります。入ってくる情報の量はそれまでの学生生活とは桁違いとなる人が多いと思います。
情報管理ができているか否かで執筆のやりやすさは全く違ってくるはずです。
余談ですが、卒業アルバムに写真掲載がないのは希望をしなかったからではありません。卒業が確定したのがアルバム写真提出期限を過ぎた後だったためです。
今にして思えば、期日からそれほど日数もたっていなかったので、図々しく事務局か出版元に問い合わせてなんとか提出させてもらえないか聞いてみてもよかったかもしれません。自分が掲載されてはいなくても記念にと買ったアルバムですが、やっぱりなんだか寂しいです。