在学中、この時期になると夜間スクーリングのことをよく考えていました。
夜間スクーリングは、毎年9月下旬から12月中旬までの12週間、平日の午後6時半頃から20時頃まで東京の三田キャンパスで開講されています。
私の在学時期には、秋~冬のスクーリングは夜間平日のみでしたが、今は秋に土日を利用した集中型のスクーリングも三田キャンパスで開講されているようですね。ちょっと羨ましいです。
夜間スクーリングにはいくつか参加しました。
特に印象に残っているのは、医事法と刑事政策学です。医事法も刑事政策学も同じ教授がご担当されていたのですが、どちらも「人が生きるとは何か」ということを考えさせられる授業でした。
さて、ひとことで「スクーリング」といっても夏期と夜間ではいろいろと異なることがありました。
夏期の場合は、スクーリングのために休暇をとっていたので、朝からの行動も大学の授業のことを中心に考えていればよかったのですが、夜間の場合は仕事を終えてからそのまま大学へ向かうスタイルでしたのでそうはいきません。
少しでも職場を出る時間が遅くなると授業に間に合わない距離でしたので、急ぎ案件や終業間際の電話が入ってこないことを祈りながら、出席できるかどうか毎回ヒヤヒヤしながらの参加でした。
大学へは電車で向かうのですが、途中どこかで夕食をとらないと授業中にお腹が鳴っては集中できません。飲食店でゆっくり食べている余裕はなかったので、三田に着いてから、数分で食べられるようなカフェで急いで食べたり、コンビニで何かを買って大学構内で食べたりしていました。
スクーリングの雰囲気も夏期とは少し違う印象です。
男女ともスーツを着た人がいたり、遅刻する人もちらほら。私も遅刻をしたことがありますが。仕事モードが残ったまま授業を受けている方も多いのか授業中も休憩時間もどことなく空気に緊張感が漂っている印象を受けました。
また、授業が終わるとサッと大学を出る人も多かったように思います。私もその一人で、自宅までは職場から大学までの距離の倍ぐらいあったため、わき目もふらずすぐに帰宅の途についていました。帰宅は毎回夜中近くでした。
全体的に慌ただしく過ぎた夜間スクーリング期間でしたが、印象に残っていることも多くよい思い出となっています。
今年の参加をご予定の方、ぜひ楽しんでくださいね。